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質問

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株式で株価が上がった場合は、買う人がいるからお金が動いて、お金が実在していますが、株価が1万円が5千円下がった場合は差額の5千円はどこに消えていくのでしょう。
極端なことですが、全株式が0円になった場合はお金の供給量と実際の現存量が違ってきませんか。

  • 質問者:あーらじーん
  • 質問日時:2008-08-28 09:15:20
  • 0

株式は売買で成り立ちますので、まず1万円で売る人と1万円で買う人があって最初の株価1万円が成立します。そこで株価が5千円になるということは、5千円で売る人と5千円で買う人がいて成立するわけです。

わかり易くするために最初にA社が発行した株券を1万円でBさんに売ったとすると。Bさんの現金1万円がA社に行き現金で持つということになります。Bさんは1万円相当の株券で金融資産を持っていることになります。

次にBさんが現金が必要になって株券を売ろうとしたところ買う人がなくて株価が下がりCさんが5千円で買いました。するとBさんに5千円の現金が入ることになりCさんは5千円相当の株券で金融資産を持っていることになります。したがって差額の5千円はBさんが損してA社が持っているという理論です。

で株価がゼロになったということは株が売れないということですのでCさんは資産を失うことになります。でまた5千円が失われますがCさんが損をしてBさんが5千円をもっているということです。

それぞれの現金の流れを書くと
A社 0円→1万円→1万円
Bさん1万円→0円→5千円
Cさん5千円→5千円→0円
となり流通している現金は1万5千円で変わらないということです。実際には株価が0円になるということはA社が倒産したこということでありA社にはその現金もないことになります。

この最終で損をしたのはBさんが5千円、Cさんが5千円です。株式というのはこのように1万円の会社の損失を複数の株主でリスクを負うということで成り立ちます。したがって逆にA社が儲かるとそれをBさんCさんが配当や株価の上昇で分配して受け取ることになります。

  • 回答者:ややこしや~ (質問から2時間後)
  • 0
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

わかりました。
お金の方ばかり考えていて、算数を忘れていました。
わかりやすい説明で納得いきました。
ありがとうございます。

並び替え:

株券ってもともと株式会社が資本集めのために額面を決めて発行する
もんでしょ。借金の借用書みたいなもんでしょうね?
違うのは会社の評価や売買によって価値が変動することだよね。
利益がでれば株主に還元する仕組みがあるし。だから株を買うんだよね。
もしその会社が倒産すればただの紙くず。資産が残ってれば回収手段も
あるだろうけど。...(~_~;)

  • 回答者:しろうと (質問から37分後)
  • 0
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回答ありがとうございました。

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