ぼくは自分がバレー部だったし、全日本を20年以上応援したりしているので、バレーが苦手な人の気持ちは察しきれないかもしれないけど・・・。
でも、授業でバレーがうまくできない人を見ても、笑う気持ちはなかったです。
笑うひまがあったら、その人に「もっと、こうやったら上達するよ」みたいなコツを少しでも教えてあげた方が、その人のためになると思ってた。
明日がテストだと、もう間に合わないかもしれないけど、サーブにはいろんな打ち方があって(フローターサーブとかアンダーハンドサーブとか)、どんな打ち方でテストを受けてもいいなら、一番簡単なのは、アンダーハンドサーブ。
それから、直上トスが長く続かない人っていうのは、手や腕の力だけでボールをあげようとしてることが多い。案外大事なのはヒザの使い方。ひざを少し曲げて、体を少し低く沈み込ませる感じで、「ため」を作っておく。ボールを手ではじく瞬間にひざを「ポン」とのばして、ボールに勢いをつけてやる感じ。
アゴを常に引いて、上目遣いでボールを見る。
ボールが少し頭上からずれても、フットワークをすばしこく動けるようにして、先回りしてボールの下に回りこむ感じを意識したらいいかな。
まあ、これだけのことを明日全部うまくやれってのは難しいし、今年のテストが1回くらいうまくいかなくても、人生の長い間にちょっとでも上達できてればいいんだと思う。
全日本バレーチームで人気のある石島雄介とか木村沙織だって、幼ないときにバレーをはじめた最初のスパイク練習やトス練習は絶対に空振りから始まってるんはずなんだって(笑)。
そう考えれば、バレーのテストでうまくいかないことなんか、そんなに気にする必要はないよ。