ニュース報道などではクラスター爆弾と呼ばれるものですね。
確かに広範囲を無差別に攻撃し、子爆弾が地雷化する問題兵器ですが、
NBC兵器、特に核兵器を棚上げにして規制するものではないと思っています。
強力な軍事力を保有しているならともかく、
弱兵で敵国の侵攻を防衛する場合、
要塞やトーチカなどの防衛拠点は現代戦ではまったく意味がありません。
戦車や航空機の発達で迂回できてしまうためです。
その点、地雷をはじめとするトラップ兵器はその所在が分からないため、
侵攻速度を遅らせるのには非常に有効な兵器といえます。
地雷や不発弾による無差別な事故、民間人への被害は確かに許されないことですが、
防衛(時間稼ぎ)の為の有効な戦術を放棄してもよかったのか疑問も残ります。
クラスター爆弾による「即席地雷原の設置」は防御には有効な面もあるでしょう。
専守防衛を基本とする国家なら、
防御に適した兵器の保有・緊急時の限定的使用などを議論jするべきだったと思います。
人権を盾に軍事超大国の侵攻の妨げになるものの排除にのせられたと見るのは、
少々悲観過ぎるでしょうか。