CMは音声と音楽の編集作業の最終段階で、コンプレッサーという装置を通します。
これを通すと、音圧が上がり、メーター上では同じ音量でも、実際に聞こえる音は遙かに大きく感じます。これはCDなどの仕上げにも使うものです。
ドラマの音声には通常、コンプレッサーをかけません。
かけると迫力はでますが、細かいニュアンスは失われるためです。
メーターで同じになるように調整すると、結果CMが大きく聞こえてしまうらしいです。
それから、一般的には番組はモノラルで、CMはステレオ。
モノラルからステレオに切り替わると臨場感が出て余計に大きく聞こえるという原因もあります。