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質問

終了

有る程度以上の規模の神社に行くと、神社の敷地内に
更に小さな鳥居があって小さな神殿があって・・・という
ミニ神社とでも言うべきなものがありますが、
あれはいったい何でしょう?
大抵、メインとは別の神様を奉っているようです。
以前から謎に思っていましたが、この前外国人に聞かれて
答えられなかったのでここで質問致します。
よろしくお願い致します。

  • 質問者:鰯の頭も信心から?
  • 質問日時:2008-07-08 17:50:20
  • 0

ご想像のとおり、メインとは異なる神様を祭るもので
「摂社(せっしゃ)」=血縁など、メインと由来の深いもの、
「末社(まっしゃ)」=様々な理由でそこに祭られ結果的に
メインの支配下にあるもの、に大別されます。
いずれも存在する経緯は様々ですが
メインの神(主祭神)と血縁関係(?)にあるとか
目的が類似する(竜神と水神=水・稲荷と蛇=金・八幡と妙見=武運)とか
シリーズ化している神々をまとめる(十二神将)など
何がしか縁のある神々を祭ることが多いです。
明治時代までは国が神社を系統立ててランク付けして
法律で管理しており、昔からある土着の神を
近くのランクが高い神社に管理させる仕組みもあったので
その関係で便宜的にまとめられたものもあります。
もっとも、必ずしもきちんと根拠があるものばかりでもなく
コレクションのように神々を集めただけの所もあります。
神社によってはその謂れを解説する資料を用意しているので
興味があれば訪ねて見られると良いです。
きちんと応対してくれる神社は境内も掃き清められ
凛としたオーラを感じることができると思います。
気楽なところではこんな本も参考になります
http://www.takarajimasha.co.jp/book/book_01581301.html

  • 回答者:kinmikuji (質問から3時間後)
  • 2
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

摂社末社という単語を教えていただいてありがとうございました!
これで検索の糸口がつかめました!
また、説明文や参考文献まで、丁寧な回答大変ありがとうございました。

並び替え:

神社は、土地の歴史を知る重要なところだと思います。
私の住んでる所では、神社が集落(村)に一つ必ず在った様子です。
そして、私の一番近くにある神社は出雲大社。その隣にも神社。その神社の中にも別の神様をお祭りしてる神社があると言う。大変複雑な状態です。
神社にある石碑には、その神社の沿革、どんな神様をお祭りしているのかなど意外と詳しく書いてあります。(地域によっても神社に対する思いが違うのか?詳しく記してない所もあります。)
地域信仰の象徴的な神様だったり、その土地の産業と密接だったり、土地の地形、河川の氾濫、干ばつなど。
出てくるのは、その土地の歴史です。(その土地に多いう氏の方も登場します。)
また、かなり小さ目の祠が並んでたりというところもあるのですが、この場合はその神社との関係を結んでその神様を御祭りした事のようです。
でも、神々の由来を知ると、その当時にその土地の人がどんな事を望んでいたのかも判ります。
ご自分の住んでる土地の神社を知る事は、その土地を愛する事が出来る一つの方法かも知れないです。
他県の神社の様子(利用の仕方)との比較をしてみるのも土地の愛し方を量る目安かもしれないです。
地元の神社の石碑を読みながら散策するのも新しい発見があって面白いですよ。

  • 回答者:バンバラバンバンバン (質問から3時間後)
  • 2
この回答の満足度
  
参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

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