1979年にソ連がアフガニスタンに侵攻したことは、モスクワオリンピックに多くのボイコット国を出すほどに非難されましたが、...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

当時は冷戦下にありました。
冷戦とはアメリカ合衆国を盟主とする資本主義・自由主義陣営（西側諸国）と、ソビエト連邦を盟主とする共産主義・社会主義陣営（東側諸国）とが対立しあっていた状況です。
そんな時、東側国のアフガニスタンの大統領であったアミーンは米国の情報機関と関わりを強めており、そうした動きを「西側への転向」と見なしたソビエトが1979年にアフガニスタンに軍事を用いて侵攻しました。
次の年1980年にモスクワオリンピックが開催されましたが、西側の中心アメリカが「アフガニスタン侵攻」を非難して西側諸国（日本も含む）にボイコットを要請しました。
そして、実際に日本を含む西側諸国はオリンピックをボイコットしました。
冷戦とは結果的に西側対東側の軍事戦争が起こらなかったから「冷戦」と呼ばれていますが、アメリカとソ連の対立関係は世界中に緊張感をもたらし、「平和の祭典」であるオリンピックにまで影響を与えてしまった点が非難されています。

なお、次のロサンゼルスオリンピック（1984年開催）ではアメリカのグレナダ侵攻を理由に多くの東側諸国が報復ボイコットをしました。

回答者：ポインポイン (質問から2時間後)
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