今の自民党には、実際を強調する事と、相手を避難することしか出来ませんのでそう言うしかないわけです。
本来なら、まず何よりも実績を強調したい所ですが、もし今、
「今まで日本を支えてきた」と主張すれば、
「じゃあ今の日本の状況の責任は、自民党にあるんだな」ということになり、今の社会に不満を持っている人に嫌われることは間違いありません。
そして、今、不満のある人が大多数です。
となれば、相手の欠点を突くしかありません。しかしこれも品の無い話で、「じゃあお前の所はそんなに立派なのか」と反感を買います。
それでも、今の状況では、実績を強調するよりはまだ票につながりそうです。
ということなので、「じゃあ、お前らの政策はどうなんだよ」と突っ込まれるのを覚悟で、相手を批判しているわけです。
なりふり構わないとか、背水の陣とか、既に負け戦とか、そういう状況だと思います。
負けるのは確定なので、どんな風に負けるかなんですが、そこまで割り切れないのが人情なんでしょうね。