夫婦喧嘩　と　モラハラ　の境目、違いはどういうものでしょうか。日常性でしょうか？無視などの攻撃性でしょうか？友達に夫婦喧...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

モラハラは基本的に相手を支配すること、これが前提です。
夫婦喧嘩でもそこに常識や、理に適ったものがあれば、
相互理解も生まれるでしょう。
衝突することで、お互いがより理想に近づく事ができるならば、
その衝突も意義あるものとなりますが、モラハラはそれがありません。
モラハラ加害者独自の尺度や理論があり、
それが世間一般的（多数派という意味）から考えると、
明らかに間違っていると思える事も、加害者にとっては正論だったりします。

加害者は相手が自分の事を信頼する関係を作り上げるまでは、
必死に尽くし続けます。だから被害者にとってはとてもいい人に映ります。
しかし、ひとたび相手が自分を信頼したと感じ取ると豹変します。
突然冷たくなったり、無視したりします。
それがホンの一時というわけでなく、長期間に及ぶ・・・それを繰り返します。
被害者に否など無いのにも関わらず、ハラスメント（嫌がらせ）を続けます。
その繰り返しで被害者は精神的に疲弊してしまいます。

で、なぜ別れないのか？
過去の素晴らしい相手の記憶があるからです。
「昔はこんな人じゃなかった。自分が努力すれば昔のような、
素敵な相手に戻ってくれる。だから自分さえ頑張れば・・・」と、
被害者が自分を責めてしまうからです。
日頃から、被害者に否があるように、加害者が間違った理論で責める為、
被害者は暗示にかかったと同様の状況になります。

そのほかに、被害者が外部（親や友人）との接触を避けるように仕向けるとか、
加害者は割と知的水準が高いとか、
言葉だけで暴力は割と少ない（→周囲にはひどい人に映らない）とか、
いろいろとパターンはあります。
基本的に精神的支配が主となるので、これも頷けます。

もし、本当のモラハラならば、関係を切るしかないと思います。つまり離縁です。
夫婦間の様々な問題で、理解し難いことが多いならば、一度疑ってみてもいいでしょう。
http://www.geocities.jp/moraharadoumei/
こちらでモラハラに関する情報・意見・体験談などを扱っています。
あと、マリー・フランス・イルゴイエンヌが書いた
『モラル・ハラスメント - 人を傷つけずにはいられない』は、
モラハラを知るのに良い書籍です。

モラハラに対して、まだ理解の少ない社会ですが、
実際にこのハラスメントに苦しんで居る人は沢山います。
質問者さんが当てはまるか否かは分かりませんが、
知っていて損することは決してないと思います。

===補足===
ハート5つとコメントを有難うございます。
断言は絶対に出来ませんけれど、モラハラのニオイがしないわけではない・・・って思います。
加害者に言葉で勝る事はできないです、私の経験上。
被害者が、加害者の言っていることに矛盾を感じて指摘したとしても、
色んな言葉を連ねて、迂回しながら、結局は『自分が正しい』という結論を出して、
相手を混乱させてしまうのが、変な意味、加害者の”技”です。
被害者は何をやっていいのか分からなくなりますよね…。
だから、何が悪くてどうしていいのか、答えが見つからない、
改善策が見つからない、と悩むんですが、本当は答えなどないんです、きっと。

もしまだ心に余裕があるならば、ゆっくりと調べてみてください。
色んなサイトや書籍で、ご自身の状況が如何なるものか、じっくり調べてみてください。
質問者さんが、質問者さんらしく生きる方法はどれなのか？を考えてみると良いです。

もし、本当にモラハラならば、それに気付くだけでも幸運だと思います。
自分というものを取り戻す大事な機会を得たわけですから。

回答者：モラハラの父のもとで育った子 (質問から46分後)
6

この回答の満足度

とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

ありがとうございます。
次から次へと、わざわざ探してきたように
私の欠点を突いてきます。　　
深いため息や無視や「はいはい」などという対応です。
ほんとうに別人格がいるようで、
>過去の素晴らしい相手の記憶があるからです。
>「昔はこんな人じゃなかった。自分が努力すれば昔のような、
>素敵な相手に戻ってくれる。だから自分さえ頑張れば・・・」と、
>被害者が自分を責めてしまうからです。
ほんとにこのような状態なのです。
夫に責められたことを考えると、自分でなくなってしまうようです。

いただいた回答を何度も読み返し、
モラハラに対するサイトもよく読んでみたいと思います。
どうもありがとうございました。

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