寝付きは日中の活動量と朝の起きた時間とが、とても大きな関わりを占めていると思います。勿論、個人差はありますが、人間は朝、目覚めて、おひさまの光を浴びると14~16時間後には眠くなってきます。この、タイミングを逃さずに、眠れる環境にあれば床についてしまうのが、一番ですが・・。
必ずしも、そのタイミングで眠れる環境にない人がざらですよね。そこで、まず、眠るタイミングをのがしてしまったりします。
また、日中、14時~16時位に、眠くなったりしますよね。
いわゆる、”昼寝”の時間帯です。その、時間帯に10分程度の仮眠をしただけで、実はものすごく、体力の回復に貢献しちゃったりするらしいです。つまり、夜に寝付きが悪くなり眠れなくなりやすいそうです。
不眠の原因(寝付きが悪い、眠りが浅いを含め)はさまざまです。
勿論、その人の体質と言うものもあります。
生活で思い当たれば、改善すべき点は、
日中はなるべく、動くこと。朝は日の光にあびること。昼寝はしない。
夕方から夜間は、水分は多くとりすぎない、夕食は寝る2~3時間前までに済ませるようにしておく。
アルコールは睡眠の質を下げます。寝付きが良くなったように感じるかも知れませんが、睡眠中のリズムが狂ってしまう原因でもあるので、寝付きが悪い時ほど、控えることをお勧めします。
また、眠る直前まで、明るいところにいると、眠りをうながすホルモン(メラトニンと言う眠りをつかさどるホルモンです)の分泌が悪くなります。照明は一段落とし暗くすることで、メラトニンの分泌が良くなることもあります。
ちなみに、この、メラトニンは加齢とともに減少する傾向にあります。
あとは、心理的な面になりますが、ストレスがある場合、考えごと、心配ごとがある場合には、脳や体が本人の気付かないうちに興奮していたりしますから、やはり、寝付きは悪くなると思います。いわゆる、自律神経のバランスが悪くなると言うことです。
あとは、体の疾患、血圧が高かったり、かぜや鼻炎、はたまた、喘息などの呼吸器症状、痛いところがあったりすれば、やはり寝付きは悪くなるものです。
どこが、原因かを考え、それに合った対処法を見つけるのが近道かと思います。
また、目覚めについてですが、基本的に人間は3時間のサイクルで眠りのリズムを繰り返しています。ですから、3の倍数で睡眠時間を摂ると、眠りが浅くなったタイミングで、起きられるようになるそうです。
6時間睡眠あたりを心がけてみてはいかがでしょうかー。
日中の生活に支障がでるようならば、医師に相談して、寝付きを良くするための薬、睡眠導入剤なども、一時的に使用し、眠りのリズムを作るきっかけとするのも、一考かもしれないですね。