畳・・フローリング・・確かに清潔感から言えば、フローリングに軍配が上がるでしょうね。
でも日本の気候を考慮すると、畳に障子・真壁(土壁)がベストなんですよ。
日本の気候は温暖多湿なんです(近年特にその傾向が強いですね、地球温暖化にもよりますが・・)。
フローリングでも、天然木を使用すればよろしいのですが、床材に天然木を使用すればコストが跳ね上がります。ただでさえ、最近の建物はコストダウンと工期短縮(これもコストダウンの一種ですが)で土壁も使用しない現状です。
せめて、土壁が使われていない家屋に、湿気の吸収・排出機能のある畳と障子はいつまでも残して欲しい・・と願わずにはいられません。
畳のダニや埃は畳の目に沿って、ゆっくりと掃除機を動かすと良い・・とききました。
なぜゆっくり動かすのか?最近のダニなどは掃除機の音で畳のある程度の深さに逃げ込もうとするらしいのですよ。そんな状態でさ~っと動かせば、ダニを吸引できない・・と言うことが理由だと言われています。
いずれにしろ、私は土壁・畳・障子のある家屋に住んでいます。勿論PCルームはフローリングですが・・・。
===補足===
確かに貴方の仰ることも一理あると思いますが、洋式トイレと畳・・これは比較すべきものではないと思います。
最近の何もかも様式化で、随分日本の生活も変遷いたしてまいりました。何も日本の旧態依然とした生活様式、慣習にこだわるわけではありません。良きものは取り入れ、悪しきものは改善する・・これは道理にかなった行動だと私は思います。
日本の食生活一つをとっても、魚より肉・・となり、最近特に色々な面で魚を摂取することの大切さを議論されているように見受けられます。
色々な面で、日本の気候・風土にあった改善・進化は歓迎できますが、何もかも西洋化が良いという勘違いだけはして欲しくないと思うのは私一人でしょうか。